大東亜戦争に例えるならば、中田英寿は戦後日本再生のために死んだ「A級戦犯」だ!

”人生とは旅であり、旅することが人生である”
nakata.net -- 中田英寿オフィシャルホームページ
正直、読んでて泣きそうになった…


Yahoo!スポーツ - ニュース - 中田英寿が現役引退 公式HPで発表


ヒデ、現役引退を表明 - サッカーニュース : nikkansports.com


現地速報!代表密着レポート コラム「俺がピッチで倒れたら…」〜走り続けた中田英寿:サポーターズスタジアム2006@nifty
「それは本当に死ぬほど辛かった時だよ」


大東亜戦争に例えるならば、中田英寿は戦後日本のために死んだ「A級戦犯」だ!
というようにコラムニスト勝谷誠彦氏ならば評するのだろうか


以下にて彼のW杯期間中の言説をまとめてあります。文系サッカー論イイ!
「ジーコジャパンは、大東亜戦争だ!守りへの切り換えができない日本人のメンタリティ。根拠無き楽観。」


ご存知の通り、今回のワールドカップドイツ大会において、
大方の予想に反して(?)日本は、グループリーグ突破はおろか、
一勝もできないという、最悪の結果を収めた。


そしてブラジル戦終了のホイッスルとともに、ただ一人ピッチに
倒れこみ、天を仰ぐ中田選手の姿に一つの時代の終わりを感じた人も
多いと思う。

日本は大東亜戦争で劇的な敗戦を経験し、ボロボロになった。
だが、もう一度、もう一度立ち上がり「新しい日本」になるために
誰かが、「責任」をとり、誰かが「古い時代」を消し去るために血を
流さなければならなかった。

そこで日本は、勝者が敗者を裁くという不当ともいえる東京裁判によって
処刑を受け、日本のために「けじめ」をつけたA級戦犯を含む1000人以上の人々に、
ある面では、罪を押し付けることで、「戦争の記憶」捨て去ることができ、
国際社会に復帰をし、経済大国として新しい日本に生まれ変わった
といえる。

日本サッカーは明らかに今回の大会で一つの到達点に行き着き(行き詰まり)
新しい日本代表へのステップアップに動き出している。
(オシムほぼ新監督が「欧州や南米スタイルのまねではなく、
日本流のサッカーを目指したい」といったのが印象的だ。)


そう今こそ誰かが血を流し、時代を終わらせなければならない
今回で代表が最後といわれた選手が何人もいれど、
これが中田英寿、彼以外の一体誰にできるのだろうか。

それを知ってかしらずか
中田英寿は中途半端な「代表引退」どころではなく、


「現役引退」


彼はサッカー選手としての死を選んだのである。
彼は日本サッカーの未来のために「A級戦犯」になり絞首台に上ったのだ。
ここに「中田英寿の時代」が終わり、
同時に「初出場から12年の日本サッカーの一つの時代」を終わったのである。
これは、今後の日本サッカーにとってかけがえのない意味を持つはずであり、
このタイミングでの引退発表が中田英寿選手からの日本サッカー
サポーターへの最後にして最大の「プレゼント」なのではないかと思う。
彼の引退に様々な要因はあれど、自分は、
「どこまでも日本サッカーを愛し、
日本サッカーの未来を考え抜いた男の決断だった」と思いたい。