asahi.com:選手過信したジーコ監督 自主性尊重、「時期尚早」

http://www2.asahi.com/wcup2006/news/TKY200606230564.html

わかりやすいですね。これから手のひらを返したように、
ジーコ、日本代表バッシングが始まるのでしょうか?
まぁジーコは川渕キャプテンのお気に入りですから
どうなるのか見ものですね。


ブラジル戦後、中田が「所詮、そんな程度の実力だった」
と言っていた。さすがにご機嫌がななめだったんだろうけど、
それをいっちゃあお終い。何でも全否定しちゃえば楽だよねーと思う。


やはり日本人には
勝てばオールオッケー、負ければ全否定、か過ぎたこととして水に流す。
という悪しき風潮があるように思う。勝っても負けても
なぜこうなったのか、何が悪かったかということに目を向けようとしない。
トリノ五輪、日本の不振に次ぐ不振、WBCの奇跡の優勝劇。
結果は明暗分かれているが、前者は不振そのものの原因、代表選考の問題。
後者は、例の誤審問題と、その日本の国際大会における抗議の仕方と
そのための体制(NPBがすぐ動かなかった)予選の組み合わせなどなど
上げればキリが無いほどなのに、すぐに忘れ去られてしまい
国民の関心はまた次のキャッチーの話題へと移ってしまう。


だからジーコジャパンが思う存分あれが悪かったと叩かれるのは、
ある意味では、幸せなのかもしれない。しかし結局「全否定」では、
なんの意味もない。感情的に白黒語るのではなく、これは良かったけど、
これは悪かったよねとしっかりと問題を分けて分析しなければ、
得られるものは少ない。


結論から言うと、
ジーコジャパンの四年間。「結果」は出なかった。
しかしその過程、ジーコジャパンの四年間、日本に自主性のサッカー
を吹き込んだ是非に関してはまだわからないと思う。
負けた瞬間に「そもそもジーコスタイルって何だったの?」
とかいう記事を書く朝日新聞はなんなんでしょう
星野阪神優勝における野村監督時代のようにあとから
意外とよかったんじゃね?ってことになるかもしれない。
審判はいずれ歴史によって下されるでしょう。


実質まだ二回目のW杯だしね、まだまだこれから。


と代表戦しか見ないし、オフサイドの仕組みもよくわかっていないし、
ウイイレにも嵌れなかった人間がお送りしました。